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経理・会計におすすめなパソコンとその選び方

経理・会計におすすめなパソコンとその選び方

この記事でわかること

本記事の内容

経理・会計業務に必要な基本スペック

1.ある程度の性能を持つプロセッサー(CPU)が必要

CPU

経理・会計業務では、データ処理や会計ソフトの使用のため、
プロセッサーにもある程度の性能が必要です。

デスクトップであればIntel Core i3以上もしくはAMD Ryzen 3以上のモデル
ノートパソコンであればIntel Core i5以上もしくはAMD Ryzen 5以上のモデルを選んでおくと良いでしょう。

「世代」の見落としに注意!!

CPUのスペックを確認する際、「Core~」や「Ryzen~」といったシリーズに注目しがちですが
実はそれよりも重要な要素が「世代」です。

世代が新しくなるほど性能も向上し、場合によっては下位モデルでも旧世代の上位モデルを上回る性能を発揮します。

経理・会計業務においてそこまで高度なスペックを求められるケースは少ないため最新の世代を求める必要はありませんが、
最低でもWindows11のシステム要件である「8世代以上」をクリアしているかどうかは必ず確認しましょう。

世代について

     シリーズ名:同世代であれば、上位モデルになるにつれ高性能
プロセッサーナンバー:先頭の数字がCPUの世代を表している
 【例】
・先頭の数字が「8」第8世代
・先頭の数字が「13」第13世代

2.メモリは8GB以上が安心

メモリ

経理・会計業務では、会計ソフト、ブラウザ、officeソフト等
多数のウィンドウを同時に起動し、並行して作業を行う必要があります。
快適な動作環境を構築するためにも、メモリ容量は最低でも8GB以上確保しておくと安心です。

3.ストレージはSSDを推奨

SSD

ストレージはデータの処理速度が早いSSDを選ぶことで、業務効率が向上します。
容量の目安は、パソコン本体に保存したいデータ量によって異なりますが、
経理・会計業務端末では256~512GB程度が一般的です。

4.メーカーのサポートが終了していないOS

Win11

サポートが終了したOSは、セキュリティ更新プログラムや不具合修正が提供されなくなるため、
ウイルス感染や情報漏えいのリスクが大幅に高まります。

また、最新の会計ソフトやクラウドサービスが正常に動作しない場合もあるので、
安心して長く利用するためにも、Windowsであれば最新バージョン(例:Windows 11)など、
メーカーが公式にサポートしているOSを選ぶようにしましょう。

使用するソフトが決まっている場合

会計ソフト等、使用するアプリケーションが予め決まっている場合
ソフトのシステム要件を満たしていないパソコンを購入してしまっては本末転倒です。
使用予定ソフトの推奨スペックは必ず確認しておきましょう。

パソコン選びの重要ポイント

1.テンキー/WEBカメラの有無【ノートパソコンの場合】

テンキー・WEBカメラ

数字を扱う経理・会計業務において、テンキーの有無は作業効率を大きく左右します。
また、リモート会議へ参加する場合は、内蔵のWEBカメラがあると非常に便利です。

これらの機能、「ノートパソコンだから必ず付いているはず」との思い込みから意外と見落としがちですが、
実は搭載されていない機種も数多くあります。

重要な項目なので、購入前には必ずチェックするよう心がけましょう。

2.購入後のサポート体制

デスクトップ

どれだけ品質の高いパソコンであっても、電子機器という性質上、突発的な不良を100%回避することは不可能です。
突然の故障による業務停止リスクや修理コストを避けるためにも、
購入後のサポート体制や保証内容も重視し、万が一のトラブルに備えましょう。

デスクトップとノートパソコンのメリット・デメリット

1.デスクトップの利点

デスクトップ

ノートパソコンに比べ性能が高い

デスクトップと異なりバッテリーで駆動するノートパソコンは、
消費電力を出来るだけ抑えるため、基本的に省電力版のプロセッサーが搭載されています。

そのため、同じシリーズ、世代のプロセッサーであっても、デスクトップの方がパフォーマンスが高くなる傾向にあります。
※「ミニPC」と呼ばれる小型のデスクトップには、省電力プロセッサーが採用されるケースもあります。

スペックに対してコストパフォーマンスが高い

先述の通り、性能面でアドバンテージのあるデスクトップですが、価格の観点からみると、
同スペックのノートパソコンとデスクトップを比較した場合、デスクトップ方が価格が安くなる傾向にあります。
持ち運ぶ必要のない、オフィス作業用のパソコンを選ぶ際は、デスクトップを選択した方が経済的です。

2.ノートパソコンの利点

ノートパソコン

持ち運びが可能

外出先で業務を行う機会がある場合は、ノートパソコンが必要になります。
オフィス用にはデスクトップ、携帯用にはノートパソコンと、用途ごとに使い分けるのもおすすめです。

省スペースで設置可能

デスクトップに比べてサイズが小さく、別途モニタを用意する必要もないため、少しのスペースでも作業が可能です。

・デスクトップを設置するスペースが無い。
・自宅でのリモートワーク用の端末が欲しい。

といった場合にも最適です。

リモートデスクトップ前提であれば最低限のスペックでも可

メイン機へのリモート接続を前提とした、サブ機での運用と割り切ってしまえば、最低限のスペックで抑えられます。
出来るだけコストを抑え、外出用のパソコンを調達したい場合にお勧めの手段です。

会計ソフト・業務ツールとの相性を重視した選び方

経理・会計業務用のパソコンを選ぶ際、見落とされがちなのが 使用するソフトとの相性です。
どれだけ高性能なパソコンであっても、ソフトウェアの動作要件を満たしていなければ本来の性能を発揮できません。

そのため、パソコンのスペックを決める前に、 「どのソフトを使うのか」を明確にすることが非常に重要です。

1. インストール型会計ソフトの場合

ダウンロード

弥生会計や勘定奉行などのインストール型ソフトは、 パソコン本体の性能に依存して動作します。

・CPU性能
・メモリ容量
・ストレージ速度(SSD)

これらのスペックが不足している場合、
起動の遅延やデータ処理の遅さ、フリーズなどの原因となります。

また、データをローカル保存するケースが多いため、
ストレージ容量やバックアップ体制もあわせて検討する必要があります。

2. クラウド型会計ソフトの場合

クラウド型

freeeやマネーフォワードなどのクラウド型ソフトは、
ブラウザ上で動作するため、インストール型に比べて高いスペックは要求されません。

しかしその一方で、以下の点が重要になります。

・安定したインターネット環境
・ブラウザの処理性能
・複数タブを同時に開くためのメモリ容量(8GB以上推奨)

特に、会計ソフト・メール・Excel・クラウドストレージなどを同時に利用する場合、
メモリ不足によって操作が重くなることがあるため注意が必要です。

作業効率を上げる周辺機器と拡張性

経理・会計業務においては、パソコン本体のスペックだけでなく、
作業環境全体の最適化が業務効率に大きな影響を与えます。

特に、画面の見やすさや入力のしやすさ、作業スペースの確保などは、
日々の業務時間やストレスに直結する重要な要素です。

ここでは、作業効率を大きく向上させる周辺機器と、
将来的な拡張性を考慮したパソコン選びのポイントについて解説します。

1. デュアルモニターで作業効率を大幅向上

デュアルモニター

経理・会計業務では、複数の画面を同時に確認する場面が非常に多くあります。

・会計ソフトとExcelの併用
・帳票と入力画面の照合
・メールを確認しながらの処理

こうした作業を1画面で行うと、ウィンドウの切り替えが頻発し、作業効率が低下します。

そのため、外部モニターを追加したデュアルモニター環境の導入がおすすめです。

・作業領域が広がる
・画面切り替えの手間が減る
・確認・入力ミスの削減

結果として、業務スピードと正確性の両方が向上します。

2. 外付けテンキー&WEBカメラ

外付けテンキー&WEBカメラ

経理・会計業務では数字入力の機会が多いため、
入力デバイスの使いやすさも重要なポイントです。

ノートパソコンの場合、テンキーが付いていないモデルも存在するため、
必要に応じて外付けテンキーを活用するのも有効です。

また、デスクトップやWEBカメラ非搭載のノートパソコンであっても、
外付けWEBカメラを接続することでリモート会議への参加が可能になります。

3. ドッキングステーションの活用

ドッキングステーション

ノートパソコンをメインで使用する場合、
オフィスではデスクトップのように使いたいというケースも多くあります。

その際に便利なのがドッキングステーションです。

・モニター
・キーボード
・マウス
・有線LAN

これらを一括接続できるため、
ケーブルの抜き差しなしで簡単に作業環境を切り替えることができます。

「外ではノート、社内ではデスクトップ環境」という使い分けが可能になります。

4. 接続ポートの確認

接続ポート

有線で周辺機器を接続する際、搭載ポートの確認は必須です。

・USBポートの数、規格の確認(type-Cを含む)
・HDMI / DisplayPortの有無
・有線LANポートの有無

特に近年のモバイルノートパソコンは、更なる薄型化・軽量化に伴い、
接続ポートの省略、ワイヤレス化が進んでる傾向にあります。

必要な接続ポートの有無は必ずチェックするようにしましょう。

本記事のまとめ

経理・会計向けパソコン選びのポイント

目的に応じたスペックの選定

CPU:
【ノートパソコン】第8世代Core i5以上
【デスクトップ】第8世代Core i3以上
メモリ:8GB以上
ストレージ:SSD256GB以上(推奨)

サポート・保証内容の確認

・サポート/保証内容が充実した、信頼性出来るメーカー・ベンダーを選ぶ

予算に合わせたコストパフォーマンスを重視

・あくまでも「一般的なビジネスPC」のとどまるため、オーバースペックには注意が必要。

運用上の注意点

複数バックアップを用いたリスク分散

・ローカル(社内)」と「クラウド(外部)」二重でのバックアップ

ウイルス・不正アクセスへの対策

・ウイルス対策ソフトの導入
・ファイアウォール設定
・記憶媒体の仕様管理

リユースPCという選択肢も

リユースPC

1.新品価格は15~25万円ほど

基本的には会計ソフトやOFFICEソフトの使用等、「一般的なビジネスPC」に当てはまる経理業務用PCですが、新品モデルで調達する場合、15~25万円ほどが相場になるかと思います。

2.リユースPCだと3~5万円でも調達可能

新品販売時、15~25万円ほどしていた商品でも、リユース品になると3~5円と、
3分の1以下の価格で購入できることも珍しくありません。

特に経理・会計業務の場合、最新の高度なスペックが求められる場面は殆ど無いため、
リユースPCで十分なケースは非常に多いです

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